Mayuko Nitta

相双ライターインレジデンス|『めぐる言葉』2024

2024年度版『ふくしま相双 めぐる言葉』を、2025年2月11日に発行しました。

本冊子は、双葉町・相馬市に滞在し、地域文化を取材・執筆する「相双ライターインレジデンスプログラム」から生まれました。言葉を紡いだのは、立命館大学・大学院に通う学生12名です。

 

プログラムに参加した学生たちは、2024年12月26日〜29日の3泊4日で相馬市と双葉町を訪れ、相馬の食文化(あおさ)と双葉の伝統文化(盆踊り)をテーマにインタビューし・執筆しました。

福島にルーツを持つ人、初めて訪れた人など、さまざまな背景を持つ学生たちが、地域の方々の声に耳を傾けました。

 

2025年、東日本大震災から14年を迎えます。福島県の沿岸部、通称「浜通り」は、震災および東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、それぞれが再興への歩みを続けてきました。

事故から11年を経て住民の帰還が始まった双葉町。発電所から40キロ圏外に位置しながらも、事故の影響で漁業の制限を余儀なくされた相馬市。状況は異なりますが、どちらの地域にも、先祖代々受け継がれてきた文化を守り、次世代へ継承しようと奮闘する人々がいます。

「受け継いできた伝統を途絶えさせたくない」という思いは、ここに限らず、多くの地域に共通する願いのように思います。

 

今回、学生たちは2回のオンライン事前学習を経て現地に滞在しました。両地域の風景を見て、地域の方の言葉に耳を傾けた上で、2人1組となり一人の語り手にインタビュー。それぞれが自身のふるさとにも思いを重ねながら、インタビュー原稿とエッセイを執筆しました。本冊子ではインタビュー原稿の一部を紹介しています。

冊子は両面が表紙になっており、それぞれ相馬市と双葉町の海の風景を配しました。離れて暮らしていても、想いは空や海のようにつながり、めぐっていく。この冊子が、その想いをつなぐひとつの媒介となれば嬉しく思います。

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相双ライターインレジデンス2024 執筆記事

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